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執筆者の写真Jun

血圧ってなに?

ほぼ100%の人が聞いたことある

血圧という言葉。


でも実際にはよくわからないこと

多くないですか?


なんの圧力なの?

高いとどうなの?低いとどうなの?

寝起きが悪い人は血圧が低いから

とかよく言いますが本当?


今日は珍しくすこーし医学的な話も

入れつつ書いてみました。


そもそも血圧というのは

血管の中を流れる血液が

血管の壁に与える圧力を

測っています。


ものすごく簡単にいうと

血の流れ血流に勢いがある人は

血圧が高くなりやすい。

勢いがない人は低くなりやすい。


ですが実際はこんなに簡単には行かず

そこに別の要素

血管の硬さというのが入ってきます。


もちろん血管が硬ければ圧力は高まりますし

血管が柔らかければ

血管の壁に加わる圧力も減りますので

血圧は低くなります。


ワ◯ピースの海賊王をめざす主人公のような

特殊な人間は血管もかなり伸びるわけですから

出血もかなりしていますし

血の流れの勢いもありそうですが

血圧は低いことが予測できます。


また血圧には上と下と2種類があるのも

ご存知かと思います。

上が〇〇下が〇〇とよく表現されますね。


この違いは何かというと

血管に加わる圧力が最大になった時と

最低になった時の数値になります。


これは血液を全身に送っている心臓が

ドクン!と心臓の中にある血液を

押し出した瞬間に血管に加わる圧力と

反対に

心臓が拡張して血液を溜め込んだ瞬間の

血管に加わる圧力を表しています。


ここまで大丈夫でしょうか?

ゆっくり読んでもらうと

意味がわかっていただけるかなと思います。


ではこの数値から何を読み取れば

いいのでしょうか?


上も下も高い方は

血管内の血液の量が最も少ない時でも

血圧が下がらないということになるので

可能性として

血管が硬くなってしまっていることが

予想できます。

血管が硬いということは

敗れやすい。

内出血をしやすい方は

この傾向があるかもしれませんし

脳出血などのリスクに備えなければいけません。


上は低いけど下は高いという方は

心臓が弱っていることが予想できます。

ドクンと心臓が押し出しているのに

血圧が上がらない

拡張して血液を心臓に

溜め込んでいるはずなのに

血圧が下がらない

という状況なので

心臓の機能そのものが

弱っている可能性があります。


上は高いけど下は低いという方は

血管が硬めもしくは血液の流れが

スムーズでないことが予想されます。

いわゆる血液サラサラの場合は

血流が速くなるので

血管壁にかかる圧力は少ないのですが

いわゆるドロドロの血液の場合は

それだけ血管にかかる圧力が増します。


ジュースよりもシェイクの方が

吸引力を必要とするのと似たような感覚です。


上も下も低いという方は

心臓の筋力が落ちていることも考えられますが

血管がとても優秀な方も

この区分に入ってきます。

心臓が頑張ってるのに

肩透かしをくらうように血管がふわっと

伸びてくれる。

そうすると、血圧は上がりませんからね。


心臓の筋力が落ちてる方との

見分け方は運動をして貰えば

すぐにわかります。


ということで

簡単に血圧について説明してみました。

とても簡単に説明しましたし

あくまで可能性で話をしています。


それぞれのタイプで

行うべき対処法も異なるので

どれがあなたに合っているかの

なんとなくの目安にはなるかと思います!


ぜひ参考にしてみてください。


珍しく理学療法士らしい

内容になりました笑




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